▲Page Top

フロントタイプスクリーンFront Type Screen

フロントタイプスクリーン前面にプロジェクターを設置し、スクリーンで反射投影する一般的投写タイプです。

スクリーンを導入するにあたって重要な事はその使用用途と環境です。プロジェクターの進化によってスクリーン素材も進化してきました。 しかしながら、スクリーンには、どのような条件下でも最良の映像を再現する「オールマイティなスクリーン素材」は存在しません。
まず、ご使用になる用途と環境を把握し、その条件に適したスクリーンサイズ/生地選択(反射特性、視野角等)/機種選択/設置方法等をセレクトしましょう。

スクリーンサイズの決定

スクリーンの取付位置とサイズの選定

座席が階段状でないときは、人の座高より高い位置にスクリーンの最下端がくるように設置しなければなりません。例えば200型(4:3)スクリーンの場合には、天井高は座高(1200mm)+スクリーン縦の長さ(3048mm)=4248mm以上は必要になります。

天井高は2800mm〜3500mm程度の場合が多く、座高とスクリーン取付位置を考えると、スクリーンサイズは自ずと決定されていきます。

設置場所の天井の高さに合わせて、スクリーンの取り付け位置とサイズを設定しましょう。

スクリーンの機種(タイプ)と設置方法

設置・収納位置

スクリーンの機種(タイプ)

天吊り/天井埋め込み工事必要
天吊りは、スクリーンをブラケット等で天井に取り付ける方法です。天井埋め込みは、天井内に取り付けた埋め込みボックスにスクリーンを取り付ける方法です(天井面にすっきりとスクリーンが収まります)。
壁面取付工事必要
スクリーンをブラケット等で壁面に取り付ける方法です。使用しない時はスクリーンケースに巻き上げて収納するタイプのものと、パネル状のスクリーンを壁面に固定して取り付けるものがあります。
壁掛け工事不要
壁や天井にフックをつけて、そこにスクリーンを引っ掛けてセットする方法です。また三脚スタンドに吊り下げてセットする方法もあります。必要のない時は取り外して、掛け軸のように巻き上げて収納することができます。
床置き/三脚/可搬組立工事不要
スクリーンを床に置いて使用する方法です。立ち上げタイプ、三脚タイプ、組立タイプなどがあります。使用しない時は、収納して持ち運ぶことも可能です。

工事不要工事不要工事必要工事必要

スクリーンアスペクト比(画面横縦比)

スクリーンサイズは、タイプによってヨコ・タテの比率が変わります。
特注製作品をのぞくキクチのスクリーンのほとんどは、NTSCサイズ比率[4:3 スタンダード]とHDサイズ比率[16:9 ハイビジョン]の、2種類の規格に対応しています。

スクリーンアスペクト比の比較イメージ・各規格の説明

アスペクトフリースクリーン

プロジェクターのアスペクト比を選ばない

どんな「アスペクト比」のプロジェクターでも自由自在に組合せOK。

アスペクトフリーの「100型」を設置すれば、HD(16:9)/WXGA(16:10)/NTSC(4:3)すべてのアスペクト比で、
100型サイズを映写できます。

スクリーンアスペクト比の比較イメージ・各規格の説明 アスペクト比のなかで、最も横幅がある『HD/ハイビジョン(16:9)』を前提に基本仕様を設計。さらに、縦幅を『NTSC(4:3)』とすることでダウンすることなく、大画面で映写できます。

スクリーンサイズ一覧

スクリーンサイズ一覧

スクリーンの生地とサイズ

スクリーンの生地

スクリーンゲインとピークゲイン

スクリーンゲインとは、スクリーン生地固有の反射特性を示したものです。完全拡散板(酸化マグネシウムの白板)に光を当てた時の輝度を標準(ゲイン1.0)として、同一条件下で計測した輝度との比率を表しています。
ピークゲインは、スクリーンの反射性能をあらわす基準で、スクリーンゲインの一番高い数値を指します。

スクリーンゲインの計測方法

スクリーンサンプルの中心に垂直方向から光を照射し、中心点から同一円弧上を左右85°の範囲で5°ずつ移動したポイントでの反射光の明るさを輝度計で測定します。

スクリーンの適視範囲角度

スクリーン生地の反射特性の違いにより、適視範囲角度(最適な条件で映像を視聴出来る範囲の角度)が異なります。ピークゲインが大きくなるほど見た目に明るくなりますが、その反面、視野角が狭くなっていく性質があります。適視範囲角度は、通常ピークゲインの1/2(ハーフゲイン)値における視野角度(半値角)の範囲を指しています。半値角が大きいほど視野角が広く、大勢で横に広がってご覧になるのに適しています。

●スクリーンゲイン計測方法(イメージ)
スクリーンゲイン計測方法
●スクリーンの適視範囲角度(イメージ)
スクリーンの適視範囲角度

スクリーン生地の種類

マット系スクリーン(拡散型)
特徴

入射光をすべての方向に均等に拡散するため(拡散型)、視野角が広くどの角度からも均一な映像を見ることができます。マットスクリーンは、光学特性上室内を暗く出来る環境か高出力の高いプロジェクターにマッチします。

映像

階調表現がナチュラルで、しっとりとした映像を再現します。

マット系スクリーン(拡散型)
ビーズ系スクリーン(回帰型)
特徴

表面にコーディングされたガラスの微粒子が、入射方向と同じ方向を中心に光を反射する性質なので(回帰型)、照り返しや迷光の影響が少ないのが特徴です。ビーズスクリーンは、マットスクリーンに比べ明るく鮮明な映像になります。ただし、光学特性上ゲインが高くなるにつれて視野角が狭くなっていきます。
しかしキクチのビーズスクリーン(150PROG/PG)は、プロジェクターの高光出力化にともない、あえて従来品よりゲインを低く設定し、鮮明な映像と広い視野角を実現しました。

映像

フォーカスの定まったシャープさと、テレビ感覚のダイナミックな映像を再現します。

ビーズ系スクリーン(回帰型)
シルバー系スクリーン(反射型)
特徴

表面に反射性能の高いシルバーコーディングを施したスクリーン。照明のある室内(イベント会場等)でも映像を見ることができます。ただし視野角はマットタイプやビーズタイプのスクリーンに比べて制限されます。キクチのシルバースクリーン「ファインシルバー」は3D(立体)映像システムの進化に合わせて再構築された新型スクリーンです。映像と音の一体感が得られるサウンドスクリーンやスクリーン面につなぎ目のない300型以上のシームレススクリーンも用意しています。

映像

高精細な3D(立体)映像を、コントラストに優れたキレのある映像で再現します。

シルバー系スクリーン(反射型)

スクリーンの生地の仕様

スクリーン生地名称 タイプ ピークゲイン 半値角
(A)
1/3値角
(B)
適視範囲角度
(C)
最大サイズ
(電動)
最大サイズ
(パネル・鳩目式)
マット系 シャンティホワイト(CW) 高精細ホワイトマット 0.95±5% 85° - 170° 150(16:9) 145(16:9)
ホワイトマット(WZ)(シームレス) 従来型ホワイトマット 0.90±10% 85° - 170° 200(4:3) 200(4:3)
ホワイトマット(W) 従来型ホワイトマット 0.90±10% 85° - 170° 150(16:9) 150(16:9)
ホワイトマットアドバンス(WA) 高精細ホワイトマット 0.85±5% 85° - 170° 150(16:9) 145(16:9)
スタンフルホワイト(SW) 従来型ホワイトマット 0.98±10% 85° - 170° - 165(16:9)
グランヴューホワイト(GW) 従来型ホワイトマット 1.00±10% 85° - 170° 350(16:9) 120(16:9)
グランヴューホワイトマット(GWM) 従来型ホワイトマット 0.97±10% 85° - 170° 150(16:9) -
ビーズ系 150PROGアドバンス(PG) 高精細ホワイトビーズ 1.50±10% 30° 85° 60° 150(16:9) 130(16:9)
シルバー系 ファインシルバー240(SL) シルバースクリーン 2.40±15% 25° 35° 50° - 200(16:9)
スチュワート
(フロント)
グレイホークRSG3(GH3) 高精細グレイマット 0.90±10% 50° 80° 100° 550(16:9) 幅27mまで
スノーマット100LS(S10) 高精細ホワイトマット 1.00±10% 85° - 170° 550(16:9) 幅27mまで
ファイヤーホークG3(FH3) 高精細グレイマット 1.25±10% 28° 43° 56° 135(16:9) 180(16:9)
スタジオテック130G3(ST3) 高精細ホワイトマット 1.30±10% 68° 85° 136° 135(16:9) 180(16:9)
ウルトラマット130(U13) 高精細ホワイトマット 1.30±10% 80° - 160° 550(16:9) 幅27mまで
ウルトラマット150(U15) 高精細ホワイトマット 1.50±10% 75° 85° 150° 550(16:9) 幅27mまで
ウルトラマット200(U20) 高精細ホワイトマット 2.00±10% 25° 75° 50° 550(16:9) 幅27mまで
シルバー 3D(S35) 高輝度シルバー 3.00±10% 23° 28° 46° - 幅27mまで
リフレクションズアクティブ170 3D 高輝度ホワイトマット 1.70±10% 53° 85° 106° 550(16:9) 幅27mまで
※最大サイズは、つなぎ目のない生地で(原反生地から)、電動タイプとパネルタイプのスクリーンを製作した場合の参考数値です。ただし、シルバー系のスクリーン(SL/シルバー 3D)はパネルタイプもしくは鳩目式で製作した場合の値です。(実際は上黒等の仕様や諸条件で数値が変わりますので、事前に必ずご相談ください。)
※一般的に、ANSIルーメンの高いプロジェクターに対してはピークゲインの低いスクリーン生地が適しており、逆にANSIルーメンの低いプロジェクターにはピークゲインの高いスクリーン生地が適しています。

フロントタイプスクリーン製品一覧はこちら